DPP-4阻害薬

DPP4阻害薬と他の糖尿病薬との併用可否一覧表(2014年6月更新版)

DPP4阻害薬(グラクティブ、ジャヌビア、ネシーナ、エクア、トラゼンタ、テネリア、スイニー、オングリザ)と他の糖尿病薬との併用可否一覧表(2014年6月更新版)です。スイニー(アナグリプチン)はまだ即効型インスリン分泌促進薬、インスリンとの併用の適応がありませんのでご注意ください。現在臨床試験中です。

トレラグリプチン DPP-4阻害薬週1製剤

トレラグリプチンの特徴、作用機序について。トレラグリプチンコハク酸塩(開発コード:SYR-472、商品名:未定)は武田薬品工業株式会社が開発中の週1回投与型DPP-4阻害薬。作用機序は他のDPP-4阻害薬と同様で、血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドの不活化をもたらすDPP-4を選択的かつ持続的に阻害することにより、インスリンの分泌を血糖値に応じて高め、血糖値をコントロールする。

新規DPP-4 阻害薬オングリザ錠(サキサグリプチン水和物)が発売

オングリザ錠(一般名:サキサグリプチン水和物)の発売日とその特徴、投与日数制限、長期投与可能となる日のまとめページ。薬価収載は平成25年5月24日。発売日は7月9日。国内7番目となるDPP-4阻害薬であるオングリザ錠の効能・効果は2型糖尿病で他の糖尿病薬との併用の制限はありません。

オングリザ錠(サキサグリプチン水和物)の薬価

協和発酵キリンから発売予定のDPP-4阻害薬オングリザ錠の薬価情報です。薬価収載は平成25年5月。オングリザ錠2.5mg 1錠 110.20円、オングリザ錠 5mg 1錠 166.00円。過去の同効薬の最低薬価であるスイニー錠100mg(83.0円/錠、1日薬価166.00円)と同じとなりました。DPP-4阻害薬のうち、通常用量では最安の薬価を持ち、服用は1日1回。他の糖尿病用薬との併用可否についての制限はありません。効果もよさそうですが、DPP-4はすでに多数発売されていますし、新薬のため1年間は長期投与できません。オングリザ錠の投与日数制限が解禁となる平成26年6月には処方量が増えているでしょうか?