トレラグリプチン DPP-4阻害薬週1製剤

トレラグリプチンの特徴、作用機序について。トレラグリプチンコハク酸塩(開発コード:SYR-472、商品名:未定)は武田薬品工業株式会社が開発中の週1回投与型DPP-4阻害薬。作用機序は他のDPP-4阻害薬と同様で、血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドの不活化をもたらすDPP-4を選択的かつ持続的に阻害することにより、インスリンの分泌を血糖値に応じて高め、血糖値をコントロールする。