日本新薬

塩化リゾチーム製剤(ノイチーム・レフトーゼ・アクディーム)慢性副鼻腔炎の適応削除へ

塩化リゾチーム製剤(商品名:ノイチーム、レフトーゼ、アクディーム)の効能・効果から慢性副鼻腔炎が削除になる見込みです。今後、耳鼻科領域での使用はほとんどできなくなるといってよいでしょう。塩化リゾチーム製剤の代替薬は?いつから慢性副鼻腔炎の適応が削除になるのか?慢性副鼻腔炎の適応がある薬剤は?

投与期間(処方日数)制限が解除になる新薬一覧 2014年9月1日

平成26年9月1日に長期処方が解禁される薬剤の一覧です。ウリアデック錠20mg、40mg、60mg【三和化学】、トピロリック錠20mg、40mg、60mg 【富士薬品】、ルナベル配合錠ULD【ノーベルファーマ=日本新薬=富士製薬】、ビソノテープ4mg、8mg【トーアエイヨー=アステラス】、リキスミア皮下注300μg【サノフィ】、オレンシア皮下注125mgシリンジ1mL【ブリストル・マイヤーズ=小野】

ルナベル配合錠LD・ルナベル配合錠ULDの副作用と服用上の注意点

ルナベル配合錠LD、ルナベル配合錠ULD服用中の方へ。主治医や薬剤師からすでに説明を受けていることと思いますが、この薬を服用するにあたっての注意点を再度確認したいと思います。ルナベル配合錠を服用中の方は血栓症(血管内に血のかたまりが詰まる病気)を起こす可能性があります血栓症は早期発見が大切です。定期的に受診をすることはもちろんですが、次のような症状が現れた場合にはすぐに救急医療機関を受診してください。突然の足の痛み・腫れ、手足の脱力・まひ、突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、舌のもつれ・しゃべりにくい、突然の視力障害(見えにくいところがある、視野が狭くなる)など。

ルナベル配合錠ULDは長期投与可能?

2013年(平成25年)8月に薬価収載されたルナベル配合錠ULDですが、1回14日分までしか処方できないのでしょうか?新薬は、薬価基準の収載の翌月の初日から起算して1年間は、原則、1回14日分を限度として投与又は投薬することとされています。ですが、ルナベル配合錠ULDについては、「本製剤の効能・効果に係る疾患の特性や治験の成績を勘案し、特例的に当該の投薬期間制限を14日間ではなく30日間として取り扱うこと。」とされています。つまり1回30日分までの処方が可能ということです。