抗コリン薬

アノーロエリプタ(ウメクリジニウム/ビランテロール)

アノーロエリプタ7吸入用、アノーロエリプタ30吸入用の特徴、作用機序、薬効、効能・効果、用法・用量について。2015年10月には長期処方が解禁となり、まもなくアノーロエリプタ30吸入用が発売されます。アノーロエリプタ7吸入用は2014年9月4日にグラクソ・スミスクラインから発売されたら慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合薬。長時間作用性抗コリン薬(LAMA)のウメクリジニウム62.5μgと長時間作用性β2刺激薬(LABA)のビランテロール25μgの配合薬。

ウルティブロ吸入用カプセルの長期処方

ウルティブロ吸入用カプセルの長期処方について。ウルティブロ吸入用カプセルはLAMAのシーブリとLABAのオンブレスの合剤です。シーブリもオンブレスも薬価収載後1年以上が経過しましたので、現在では投与日数制限が解除され長期処方が可能となっています。この2つの配合剤であるウルティブロ吸入用カプセルも他の合剤と同様に長期処方が可能なのかと思っていましたが、実はそうではありません。ウルティブロ吸入用カプセルの長期処方が解禁となるのは平成26年(2014年)12月1日からです。平成26年11月末までは1回14日分までの処方に制限されます。

吸入薬配合剤一覧

気管支喘息、COPD治療薬の配合剤が発売されていますので一度整理したいと思い、一覧表にまとめました。吸入ステロイド(ICS)と長時間作用型β2受容体刺激薬(LABA)の配合剤、LABAと長時間作用型抗コリン薬(LAMA)の配合剤

ウルティブロ吸入用カプセル(オンブレスとシーブリの合剤)

ウルティブロ吸入用カプセルの特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量について。ウルティブロ吸入用カプセル(一般名:インダカテロールマレイン酸塩/グリコピロニウム臭化物)はノバルティスファーマから発売の慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬。オンブレスとシーブリの合剤です。

ネオキシテープ73.5mg 旭化成ファーマと久光製薬の違い

2013年(平成25年)6月27日発売予定の経皮吸収型過活動膀胱治療剤「ネオキシテープ73.5mg」(一般名:オキシブチニン塩酸塩)は久光製薬が製造、販売は旭化成ファーマと久光製薬の2社が共同で行います。問題点は旭化成ファーマのネオキシテープ73.5mgと久光製薬のネオキシテープ73.5mgとでは包装が異なること。薬局を変えたら、急に違う色のものが渡されて患者さんが戸惑うといったことが起こりそうです。さて、旭化成ファーマと久光製薬。どちらの商品を在庫しましょうか?

ネオキシテープ73.5mgの薬価(過活動膀胱治療のテープ剤)

久光製薬から発売予定のネオキシテープ73.5mgは過活動膀胱治療薬として初のテープ剤。成分はオキシブチニン塩酸塩で、内服薬ではすでにポラキス錠が使用されています。ネオキシテープ73.5mg 1枚 189.40円(1日薬価189.40円)。ネオキシテープの薬価はベシケア錠5mg、ベシケアOD錠5mgの薬価(189.40円/5mg 1錠)を基に算定されました。過活動膀胱の治療に新たな選択肢が加わります。