投与期間制限

ソバルディ錠400mgの投与日数制限の例外とその理由

ソバルディ錠400mg(一般名:ソホスブビル)は2015年5月にギリアド・サイエンシズから発売されたセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代謝性肝硬変治療薬。新薬ですが、例外的に28日処方が可能です。その理由は

投与期間(処方日数)制限が解除になる新薬一覧 2014年9月1日

平成26年9月1日に長期処方が解禁される薬剤の一覧です。ウリアデック錠20mg、40mg、60mg【三和化学】、トピロリック錠20mg、40mg、60mg 【富士薬品】、ルナベル配合錠ULD【ノーベルファーマ=日本新薬=富士製薬】、ビソノテープ4mg、8mg【トーアエイヨー=アステラス】、リキスミア皮下注300μg【サノフィ】、オレンシア皮下注125mgシリンジ1mL【ブリストル・マイヤーズ=小野】

ルナベル配合錠ULDは長期投与可能?

2013年(平成25年)8月に薬価収載されたルナベル配合錠ULDですが、1回14日分までしか処方できないのでしょうか?新薬は、薬価基準の収載の翌月の初日から起算して1年間は、原則、1回14日分を限度として投与又は投薬することとされています。ですが、ルナベル配合錠ULDについては、「本製剤の効能・効果に係る疾患の特性や治験の成績を勘案し、特例的に当該の投薬期間制限を14日間ではなく30日間として取り扱うこと。」とされています。つまり1回30日分までの処方が可能ということです。

アコファイド錠(アコチアミド)の長期処方解禁日

アコファイド錠(一般名:アコチアミド錠)の長期処方が可能となるのは2014年(平成26年)6月1日からとなります。新薬は薬価収載後1年が経過するまでは1回14日分までの投与日数制限がかかります。アコファイド錠の薬価収載は2013年(平成25年)5月24日でした。ためしてガッテンでアコチアミドについて放送されてから薬局での問い合わせも増えましたが、この薬は誰にでも使えるというわけではありません。先生とよく相談して治療方針を決定してください。