ジェネリック・後発品

セチリジン塩酸塩DS1.25%「タカタ」0.2g分包品(ジルテックドライシロップのジェネリック)

ジルテックドライシロップ(一般名:セチリジン塩酸塩)は小児の適応も持つ抗アレルギー薬です。包装は0.4g×100包、0.8g×100包とバラ100gの3種類で、2歳以上7歳未満の小児の1回量である、0.2g包はありません。このたび、ジェネリックメーカーの高田製薬からセチリジン塩酸塩ドライシロップ1.25%「タカタ」の0.2g包が発売されました。適応症や用法・用量は先発品と同じ。先発品よりも飛散性は少なく、スッキリした味で飲みやすい物でした2歳~7歳未満の小児にジルテックドライシロップ0.4g 分2の処方が出たら、ジェネリックをすすめていこうと思います。

リバロ錠のジェネリックはメーカーによって用法が異なります

先発品であるリバロ錠の用法は次のようになっています。通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。リバロOD錠も同様です。ところが、12月薬価収載のリバロ錠のジェネリックはメーカーによって承認された用法が異なるため、注意が必要となります。一部のメーカーの用法は、通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回夕食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。となっており、夕食後限定です。

新規後発品(ジェネリック)一覧 薬価収載:2013年12月

2013年12月に発売される予定のジェネリック医薬品の一覧です。あくまでも現時点(記載は2013年8月22日)での予定です。今後の状況によっては変更があるかもしれません。今回は高薬価の医薬品のジェネリックが多く発売されるので、変更を希望される方が多いのではないでしょうか。ジスロマック錠250mg、アリセプト錠10mg、アリセプトD錠10mg、バルトレックス錠500mg、バルトレックス顆粒50%、リバロ錠のジェネリックが新規で発売される予定です。

2013年(平成25年)6月薬価収載予定のジェネリック医薬品(後発品)

以下のジェネリック医薬品が2013年6月に薬価収載の予定です。( )内は先発医薬品名です。現在確認できた範囲内であり、全てではありません。 アゼルニジピン錠8mg(カルブロック錠8mg),アゼルニジピン錠16mg(カルブロック錠16mg)、シロスタゾールOD錠50mg(プレタールOD錠50mg)、シロスタゾールOD錠(プレタールOD錠100mg)、エスケーエスワン配合カプセルT20 沢井製薬(ティーエスワン配合カプセルT20)、エスケーエスワン配合カプセルT25 沢井製薬(ティーエスワン配合カプセルT25)、プラミペキソール塩酸塩錠0.125mg(ビ・シフロール錠0.125mg)、プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg(ビ・シフロール錠0.5mg) 、タクロリムスカプセル0.5mg(プログラフカプセル0.5mg)、タクロリムスカプセル1mg(プログラフカプセル1mg)、タクロリムスカプセル5mg(プログラフカプセル5mg)ロキソプロフェンNaパップ100mg(ロキソニンパップ100mg)、ロキソプロフェンNaテープ50mg(ロキソニンテープ50mg)、ロキソプロフェンNaテープ100mg(ロキソニンテープ100mg)、ロキソプロフェンNaゲル1%(ロキソニンゲル1%)、レボフロキサシン点眼液1.5%(クラビット点眼液1.5%)